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みどころ・民話

阿寺渓谷〔あてらけいこく〕

阿寺渓谷

大桑村野尻の阿寺橋を渡った先にある阿寺渓谷。

砂小屋山に源を発する阿寺川が流れる渓谷で、全長約15キロある清流の両岸には木曽五木が育つ。

四季折々に表情を変える渓谷美のなかでも、流れる水の美しさは格別。エメラルドグリーンの清流はここならでは。

川の深みがまるで浅瀬に感じられるほど透明度抜群なのだ。

山の神
 おおくわナビ山の神
木曽の山で働く人々は、藩政時代から古いしきたりがあり、苦しい事もあったであろう。伐採に携わる人を「杣(そま)」と呼び、小谷狩(小沢の丸太流し)や大川狩(木曽川本流の丸太流し)や筏流しをやる人を「日傭(ひよう)」と呼んでいた。
杣や日傭の人々は長い間家族と離れた出稼ぎの生活であった。この人たちの唯一の慰安は、月一度の山の神祭りであった。この日はそろいの法被で木曽節を唄い踊っていた。
千畳岩
 おおくわナビ千畳岩〔せんじょういわ〕
大きな岩盤のため、こう呼ばれるようになった。
この岩の下に立って耳を澄ますと、谷川の瀬音が反響しあたかも頭上に渓流がほとばしっているような錯覚を受ける。一名「瀬音岩」とも言う。
今はなき「森林鉄道」の思い出
 おおくわナビ森林鉄道跡
「木曽のナ~中乗りさん」で知られた「木曽式伐木運材法」は、1923年(大正12年)に完成した森林鉄道による運材に変わった。往時はアメリカ生まれのボールドウィン製のミニSLが、玉葱型の煙突からモクモクと煙をはいて、この客車に山で作業する人を乗せ、台車で材木を運搬したものである。
この「林鉄」も自動車道の開設に伴い、1966年(昭和41年)に廃止され、40有余年の歴史に幕を降ろした。
大石(田石)
 おおくわナビ大石(田石)〔たいし〕
森林鉄道鉄橋跡では、水の流れに小石が回転して作ったといわれる甌穴(おうけつ)が見られる。
雨現の滝
 おおくわナビ雨現の滝〔うげんのたき〕
右岸の岩上にあり、雨が降ると現れる滝。
狐ヶ渕・狸ヶ渕
 おおくわナビ狐ヶ淵・狸ヶ淵〔きつねがふち・たぬきがふち〕
その昔、この渓谷にはいろいろな動物がたくさん棲んでいたといわれる。
そのため動物の名がついた淵が多くある。
狐や狸は「化け物」といって、よく人を化かしたと伝えられている。
この淵に狐や狸が己の「化身」のできばえを鏡代わりに映し見たので名付けられたという。
ヒノキ美林(すばらしい阿寺ヒノキ)
 おおくわナビヒノキ美林(すばらしい阿寺ヒノキ)
ここは、明治27年に植えた樹です。
今まで大勢の人が手入れをして、立派な林になりました。
この渓谷に広がる森林の緑はきれいな水や空気をつくり、私たちの生活に大きく役立っています。
亀石
 おおくわナビ亀石〔かめいし〕
対岸の清流から亀が頭を出して辺りを伺っているように見える岩。
犬帰りの淵
 おおくわナビ犬帰りの淵〔いぬがえりのふち〕
里に住む猟師たちは、しばしば犬を連れてこの谷にわけ入り猟をした。
しかし、この渕まで来ると険しい断崖絶壁のため犬は恐れて、渡る事が出来ず、仕方なく引き返したと語り継がれることから、この名が生まれたといわれる。
樽ヶ沢の滝
 おおくわナビ樽ヶ沢の滝〔たるがさわのたき〕
橋の真下で沢水が岩石を落ちつつ、螺旋状に流れ落ちる滝。気付かずに見落とす人が多い。
里帰りハナノキ
 おおくわナビ里帰りハナノキ
雌雄異株で受粉し実生する貴重な処。秋は雄株が紅葉、春は雌株が赤く芽吹く。
関連リンクおおくわナビ ハナノキ  おおくわナビ 阿寺国有林ハナノキ(見どころ・民話)
島木赤彦の碑
 おおくわナビ島木赤彦の碑〔しまきあかひこのひ〕
 中央線開通前の明治40年(1907)6月、北から来た島木赤彦と南から来た伊藤左千夫が木曽路を訪れ、一夜を阿寺温泉で過ごした時に詠んだ歌が刻まれている。
○京の山長良夏川すずしけど木曽の林に思入りたり
○山深くわけ入るままに谷川の水きはまりて家一ツあり
○湯の宿を夕おとなへば裏山を人下り来る湯守りなるなし
○夕川の水のにぎちの石に立つ真裸人に月出でにけり
○ひろらなる囲炉裏かこみて山人とものかたりおれば窓に月出づ
吊り橋 リニューアル
 おおくわナビ吊り橋 リニューアル
赤彦の碑からウナリ島までの遊歩道です。
この吊り橋は、主ケーブルから吊り材で、桁を吊る形式です。
全長25m、河床からの高さ8.21mで、親ワイヤー支柱は大桑村の電柱を再利用して地元住民が建てたものです。地元の伝統を表現し景観形式が図れること、また大桑村特産の木材(ひのき・さわら)の良さが表現されています。
関連リンク美しい森づくりに取り組んでいます
六段の滝
 おおくわナビ六段の滝
対岸の林の中に六段つづきの滝があるが、道路からは3段ほどしか見ることができない。
関連リンク阿寺渓谷「6段の滝」ルート案内
ウナリ島
 おおくわナビウナリ島
その昔、許されぬ恋中の二人がここに「駆け落ち」して人目を忍んで住んでおりました。
ある日、女が毒キノコを食べ激しい腹痛におそわれ、男はあれこれ介抱したが、女は苦しむばかり、たまりかねた男は夜の山道を里まで走り下り、ようやく薬を求め帰ってみると女はすでに死んでいた。
男は声を上げ泣き悲しんだ。そして、その苦しみ悶えた女のうなり声と男の泣き声が今でも雨で増水した夜、この島から聞こえるという。
熊ヶ渕
 おおくわナビ熊ヶ淵〔くまがふち〕
このあたりには熊の出没が多く、時には親子連れでこの淵に浸り水遊びを楽しんでいたのをよく見かけたと言われる。そんなところから誰言うとなく熊ヶ淵と呼ばれるようになった。小路を下りて水底の透いて見える淵を眺めていると阿寺川の美しさに魅せられる。
牛ヶ渕
 おおくわナビ牛ヶ淵〔うしがふち〕
牛の姿に似ていることから名付けられたと言われ、この渓谷随一の蒼く深い淵である。
吉報の滝
 おおくわナビ吉報の滝〔きっぽうのたき〕
この渓谷に泊まり込みで働いていた昔の山人達は、郷の様子が中々伝わって来なかった。しかし、この滝の音のよく聞こえる日は郷から「良い知らせ」が届き、せせらぎの音と共に単調な山人達の生活の慰めとなった。そんなところから誰言うことなくこの名が付けられた。
砂小屋の冷水(美顔水)
 おおくわナビ砂小屋の冷水(美顔水)
森林の奥の岩間から湧き出てくるこの清水は、谷の中でも一番きれいで冷たい。
山に働く人々の喉を潤し、また訪れる乙女たちが競ってこの水で顔を洗う。
それは昔この山を管理するために遠く尾張藩より派遣された、山役人たちの奥方が見違える程色白の美人になって帰ってくるので、その訳を聞いたところ、この清水を朝夕使っていたとのこと。
そんなことからこの冷水を美顔水と呼ぶ。
(平成22年3月に「信州の名水・秘水」に選定されました)
阿寺国有林ハナノキ
 おおくわナビ阿寺国有林ハナノキ
県希小野生動植物保護条例 指定希小野生動植物に指定
高さ22m、幹胸高周囲310㎝
4月頃に紅色に色づく
関連リンクおおくわナビ ハナノキ  おおくわナビ里帰りハナノキ(見どころ・民話)