Q1 |
下水道や浄化槽を利用するのに、注意することはどんなことですか? |
A1 |
みなさんのご家庭から出た汚水は、微生物の力を借りて処理しているため、排水中の有機物に悪影響を与えると適正な処理ができなくなります。また、水に溶けない物質を流すと管が詰まり、マンホールから吹き出した汚水が周囲を汚染する可能性があります。使用にあたっては次のことに注意して下さい。- トイレでは必ずトイレットペーパーを使用し、紙おむつ、濡れティッシュ、ハンカチ、タオルなどに溶けないものは絶対に流さないで下さい。
- 野菜くずや天ぷら油は流さないで下さい。
- 台所や浴室等に設置してある汚水ます(トラップます)や排水管は時々点検して清掃をして下さい。
- 富栄養化防止のため、無リン系の洗剤を適量でお使い下さい。
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Q2 |
汚泥の処理はどのようになっているのですか? |
A2 |
処理場に入った汚水は脱水処理をされた後、木曽広域連合汚泥集約センターで脱水され、最終処分業者に引き渡されて燃料や建設資材として再利用されています。 |
Q3 |
下水道の1ヶ月の使用料はどのように算出していますか? |
A3 |
1ヶ月の水道水の使用量に基づき計算しています。例えば、水道の使用量が14立方メートルの場合は、基本水量10立方メートルまで1,900円(1月当たり)に超過分4立方メートル×190円(1立方メートル当たり)を加えて総額に消費税相当分を加えたもの、2,872円が、下水道の使用料です。 |
Q4 |
一般家庭の自己負担分はどのようなものがありますか? |
A4 |
下水道整備区域にお住まいの方は、月々の下水道の使用料の他に宅内の修繕等の費用が必要となる場合があります。また、浄化槽の整備区域にお住まいの方は、浄化槽組合費、法定検査手数料、電気料、清掃料や消耗品代が必要となります。 |
Q5 |
浄化槽の補助制度について教えて下さい。 |
A5 |
村内の下水道事業区域以外で浄化槽を設置しようとする方を対象に、補助金を交付しています。 5人槽で332,000円、7人槽で414,000円です。 |
Q6 |
浄化槽設置者と下水道区域住民との負担均衡はどのようになっていますか? |
A6 |
下水道料金と合併処理浄化槽の維持管理経費を比べると、浄化槽の方が高いと試算されるので、その格差を是正するため、浄化槽維持管理経費の一部を村が負担しています。浄化槽の保守点検料を、村が木曽浄化槽衛生管理組合に直接支払っています。 |
Q7 |
大桑村の地区別排水設備加入率・水洗化率を教えて下さい。 |
A7 |
事業別の加入率及び水洗化率については、以下のとおりです。(H27.3.31現在)
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処理区域 |
うち供用 |
水洗化率 (%) |
世帯数 |
人口 |
世帯数 |
人口 |
下水道 |
須原 |
374 | 796 | 321 | 687 | 86.3% |
長野 |
355 | 1,005 | 325 | 937 | 93.2% |
野尻 |
542 | 1,340 | 420 | 1,089 | 81.3% |
浄化槽 |
319 | 867 | 222 | 667 | 76.9% |
合計 |
1,590 | 4,008 | 1,288 | 3,380 | 84.3% |
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Q8 |
どうしても水洗化しなければいけませんか? |
A8 |
下水道や浄化槽などの生活排水設備は、快適な暮らしと、ふるさとの清らかな流れを守るために大切です。一人でも多くの人々が快適な生活をおくれるよう、皆様のご理解ご協力をお願いします。 |